ロルバーンダイアリーでバレットジャーナルをやってみた感想
毎年手帳選びには悩みます。
本屋や雑貨屋にたくさん手帳が販売されていて…
「かわいいデザインがいいなぁ」
「使いやすいのがいいなぁ」
など考えながら、その時の仕事によって毎年手帳は変えています。
私はいつも4月はじまりの手帳を使うのですが、今年はInstagramやYouTubeでバレットジャーナルなるものを見つけ、やってみたくてうずうずしたので1月から始めてみました。
学生時代は手帳を可愛く書き込むことに命を懸け、
営業職時代は契約スケジュールや請求書期限などとにかく仕事の予定で真っ黒になり、
事務職では定型業務が多く個人的な仕事の日程がほとんどなく放置。
手帳を書くのは好きだけどうまく活用できていない感万歳だった私が、
3ヶ月バレットジャーナルを続けてみた感想をお話しします。
(今回お話しするのはあくまで私個人の使い方なので、本来のバレットジャーナルの目的とずれている部分もあるかもしれませんが…)
バレットジャーナルとは?
そもそもバレットジャーナルとは何かというお話しです。
バレットジャーナルは自分でノートを自由にカスタマイズしてスケジュールやタスクなどを書き込んでいく手帳術のことです。
完全自由にカスタマイズするので内容は人それぞれなのですが、
一般的にバレットジャーナルに作る項目として
- インデックス(目次)
- key(後程説明します)
- フューチャーログ(数カ月先までの予定)
- マンスリーログ(月の予定)
- デイリーログ(その日の予定)
以上は大体皆さん必ずあるページです。
その他、その日の体調を各ページや読んだ本を記録するページなど個人個人好きな項目を作成しています。
では、私のバレットジャーナルを少し紹介していきます。
ロルバーンダイアリーで簡易バレットジャーナルを作ってみた
バレットジャーナルは基本的に、ドット方眼のノートを用意し、
カレンダーも全て自分で手描きします。
しかし
「手書きの手帳は好きだけど、全部自分で書く気力もセンスも無い!」
と、ロルバーンダイアリーを簡易バレットジャーナルにしようと思い立ちました。
バレットジャーナルは自由なんだからいいだろうと。
それではページ順に紹介します。ロルバーンダイアリーを使用しているので、一般的なバレットジャーナルとはページの進み方が異なります。
(記入内容はモザイクをかけさせていただいているのでお見苦しいですがご容赦ください。センスもありません)
フューチャーログ
フューチャーログはロルバーンダイアリーのJahresplanページで代用。
一般的にはここに目標や、日程の決まっていない予定を記入しますが、私は好きなアーティストのライブ予定を記入しています。
自分が行くものではなく、いつ、どのアーティストが、どこでライブの予定があるのかを記入して、自分が行くものを吟味しています。
参戦が決まったものは黄色のマーカー。
たまにこのページを眺めて、
「あぁ、今日はここでライブしてるのか~」
と思いを馳せたりもします(笑)
マンスリーログ
通常の月間ページを利用します。
私がロルバーンダイアリーをバレットジャーナルにしようと思った一番の理由が、
毎月マンスリーログページを作るのが面倒くさいということでした。
仕事とプライベートの予定が分かるようにマーカーで色分けしています。
グレーは仕事の予定、ブルーはプライベートの予定、
友人や家族の誕生日などのイベントはイエロー
マーカーはマイルドライナーが好きです。
ペンは無印のゲルインキペンのブルーブラックを使っています(書きやすい!)
ページの横のメモ欄には、その月にやるべきタスクを書いています。
インデックス
ここからは自由にレイアウトするページです。
通常のバレットジャーナルならここから始まります。
何ページに何が書いてあるかを記すページですが、作ってみて個人的にはあまり必要性を感じませんでした。
key
バレットジャーナルの特徴的な要素です。
バレットジャーナルではタスクを記入します。
そのタスクの種類や進行状況などを記すマークがkeyです。
一般的に使われることの多いkeyマークを参考にしましたが、
自分で分かりやすいマークを使えば良いです。
Passlist
個人的に絶対必要で作ったページです。
色んなサイトやアカウントのパスワードをメモしています。
Shoppinglist
自分が欲しいと思っているものを箇条書きしています。
日々の買い物ではなく、本棚や冷蔵庫などの少し贅沢な買い物や、
絶対に必要ではないけど欲しいなという娯楽用品などです。
何かのご褒美で買うことが多いです。
購入したらハートマークを塗りつぶしています。
Books
読んだ本のタイトルと一言コメントを記入します。
退職して時間を自由に使いやすくなったので、
今年はもっと活字を読もうという目標を立てました。
現状、そんなに読めてません…
Movie
映画も好きなので見たい映画を半分に、もう半分に見た映画を書いています。
moonday
女性の毎月の周期の記録です。
万が一誰かに見られる機会があった時に直接的だと恥ずかしいなと思い、
YouTubeでこのような書き方をしているのを見つけて参考にしました。
ライブ感想ページ
ライブに行くのが好きで、余韻や自分の感動を残すためのページです。
ちなみに画像は今年1月に大阪であったNothing's Carved In Stoneというバンドのライブの感想を書きなぐっています。
マンスリー表紙
ここからは毎月新しくページを作っていきます。
まずはその月の表紙です。
こまかく作りこむのは大変だなと思っていても、このくらいならできるだろうと思って描いていますが、意外とこのページを作るのが楽しいです。
イラストが好きな人は楽しめるでしょう。
習慣&体調トラッカー
習慣トラッカーは毎日習慣にしたいことと、それができたかどうかの記録。
「体重計に毎日乗る」「毎日水を2リットル飲む」「寝るに洗い物を片付ける」などです。
できたところにマーカーを塗ります。
体調トラッカーはその日の体調の記録です。
一番下のmemoスペースに「頭痛」など、何で調子が悪かったか簡単にメモします。
Bodyweight
体重の記録です。
現在目下ダイエット中なので、毎日の体重の変動を記録します。
デイリーログ
その日ごとの予定と日記です。
私は左半分にその日にやるべきタスクや予定を
右半分に簡単な日記を書いています。
大抵は寝る前にバレットジャーナルを開いてその日のタスクができたかを確認し、
一日を振り返って日記を書きます。
そして次の日のタスクを記入して寝ます。
次の日の朝、活動開始時にも必ず開き、今日やるべきことを確認するというルーティーンでバレットジャーナルを活用しています。
ワンポイント
今まで手帳は必ずしおりのあるものを選んでいました。
なぜならパッと目的のページを開きたいから。
しかしロルバーンダイアリーにはしおりがありません。
私は雑貨屋でクリップを購入してしおり代わりにしています。
良く開くマンスリーログ、Passlist、デイリーログにつけます。
私はクリップで代用していますが、雑貨屋さんに手帳周辺グッズがたくさんあるので、気に入ったものを使ってみてください。
好きな雑貨を使うと、それだけでモチベーションが上がります。
バレットジャーナルをしてみた感想
簡易的ではありますがバレットジャーナルを3ヶ月続けてみて良かったのは、
その日の振り返りを必ずできるようになったということです。
今まで特に振り返りの時間もなく、モヤモヤしたことがあってもそのまま寝ていましたが、振り返りの時間があることでタスクがどこまで進んでいるかが分かります。
「ペースを上げるべきだな」とか「もう少しゆっくりしてもいいかな」と
自分の行動をコントロールしやすくなりました。
自分が何にモヤモヤしているのかもはっきり認識できます。
最初は本当に続けられるかという心配もありました。
手帳を途中で放棄、日記が三日坊主で終わることが常だったのですが、
このバレットジャーナルは3ヶ月休むことなく続けられています。
自分の好きにカスタマイズできるというのも続けられる理由かなと思います。
自分のしたいようにできるので、その分モチベーションが上がります。
私は続けられていますが、途中で中断しても始めたくなったら好きに始められるし、使いにくいと思う部分は自分の使いやすいように変えられるのも続けやすい理由だと感じます。
個人的にはロルバーンダイアリーを使ったのも良かったと思います。
全くのゼロ状態でフューチャーログやマンスリーログを作っていたら確実に私の心が折れていたでしょう。
バレットジャーナルは
- 手帳が好き
- 手描きが好き
- 文房具が好き
- 自分の好きにカスタマイズしたい
- 情報をまとめて整理したい
という人には向いていると思います。
イラストやデザインが得意な人は、通常通りゼロから作って楽しめますし、
私のようにそれはちょっとしんどいなと思う人は年間ページや月間ページだけがあり、あとはフリースペースタイプの手帳で簡易バレットジャーナルを作ってみるのもおすすめです。
とりあえず3ヶ月の途中経過です。
無事1年続くのか、1年を通して使ってどうだったかなどもまたご報告できたらと思っています。